『ものすごくうるさくてありえないほど近い』 2012年03月03日(土)23:45:57

9.11.事件で父を亡くした少年が
父親が遺した鍵に合う鍵穴を
探してN.Y.の街を旅する...

個人評価:★★☆ (2.5P)】 (劇場鑑賞)

原作:ジョナサン・サフラン・フォア
原題:Extremely Loud & Incredibly Close
あの日父を失くした少年の、喪失と再生のものがたり
事件そのものを描くのではなく、被害に遭った家族を描く。

9.11.アメリカ同時多発テロ事件で父親を亡くした少年
オスカー・シェル(10) … 新人トーマス・ホーン
利発で神経質、パニック障害(アスペルガー症候群)を抱え、
外出にはタンバリン等必須アイテムが多数(笑)
 両親にはオスカー俳優を揃えた。
  父トーマス:トム・ハンクス
  母リンダ:サンドラ・ブロック
祖母: ゾーイ・コールドウェル
間借人(The Renter):マックス・フォン・シドー
  口の利けないドイツ人(ホロコーストの生き残り)
  左の掌に“YES”右の掌に“NO”

父の遺したもの 1年後クローゼットで青い花瓶に入った
  オレンジの封筒を見付け、表書きに「BLACK」中には鍵が1つ
ここからオスカーの“ブラック”探しの旅が始まる
  ドアマンスタン:ジョン・グッドマンから電話帳を借りると
  N.Y.には472人もいた!(3年かかり)
  「簡単に出来るなら意味はない」

助っ人役のマックス・フォン・シドーが良い
祖父的な役割を果たし助演男優賞ものだ。

《 以下ネタバレ注意 》 ご覧の際は反転にて 
巡り巡って辿り着いたのは、別れた夫妻
  奥さんアビー・ブラック:ヴィオラ・ディヴィス
  旦那さんウィリアム:ジェフリー・ライト
    2年前に父を亡くし遺品セール
    それをトーマスが引き取った(鍵はトーマスの物ではなかった)

オスカーのトラウマ
  父トーマスの最期の電話(留守番電話6回8:56 9:12 9:58 10:17 10:25 10:27)
  「みんなどうしてる?(What's everybody doing?)」
  「電話に出られなかった事」ではなく
  「誰にも話せなかった事」(留守電を買い換えてまで隠し通した事)が
  ずっと心中に蟠っていた。
  ラストメッセージ(9回の呼びかけ)「そこにいるのか?(Are you there?)」

折角のオスカー受賞俳優の初共演と思ったら、ハンクスは冒頭でビル倒壊と共に転落死し、
ブロックは空の棺で父親の葬儀を行った疎まれ役の母親として終盤まで登場しない。
実は息子が「コミコン(コミック・コンベンション)に行く」と言って毎週土曜日に
出て行く理由を知っていたのだ。
オスカーの先回りをして472人のブラックさんを訪問していたのだ(涙・涙・涙)


ニューヨークには嘗て、6つ目の行政区があったと言う...
N.Y.五区:ブロンクス/ブルックリン/マンハッタン/クイーンズ/スタテンアイランド
『NY第6区・調査探検記録ファイル』の表紙タイトル
         ↓
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

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最終更新日時: 2015年05月17日(日)12:17:49 このページのトップへ

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/Extremely Loud

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コメントの投稿 [6件]

非公開コメント

>KLYさん

TB有難うございました。
9歳のオスカー少年は、その年頃だと母親寄りだと思うのだが、
どうして父親べったりだったんだろう...

>りおさん

TB有難うございました。
アカデミー助演男優賞はクリストファー・プラマーに行っちゃいましたけど、
マックス・フォン・シドー爺ちゃん、良かったです。

『ものすごくうるさくてありえないほど近い』へのコメント

コメントありがとうございました。

コミコンに出かけていた(と偽っていた)のはオスカーじゃないのでしょうか?
ママは出かけるとか言わずに、家にいる(と偽っていたけど実は…)と思っていたのですが。

>りおさん

CM有難うございました。
ご指摘の通り、記載内容が誤っておりましたので、
早速、訂正させて頂きました。ご指摘有難う御座いました。

『ものすごくうるさくてありえないほど近い』へのコメント

初めまして。momorexと申します。
TBありがとうございました。私も打たせて頂きました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

>momorexさん

CM、TB有難うございました。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
母親のブラック探しは息子への愛だけでなく亡き夫への愛でもあった。

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